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吉井勇作詞曲「ゴンドラの唄」


印刷用ページを表示する 掲載日:2012年12月25日掲載

ロマンチックな恋に思いを馳せて、現代まで多くのアーティストが歌声を重ねてきた名曲「ゴンドラの唄」。
その歌詞は吉井勇によって作られ、1915年(大正4年)、芸術座で上演されたツルネーゲフ原作「その前夜」の劇中歌として松井須磨子によって歌われました。

歌詞

作詞:吉井勇
作曲:中山晋平

いのち短し、戀(こひ)せよ、少女(をとめ)、
朱(あか)き唇、褪(あ)せぬ間(ま)に、
熱き血液(ちしほ)の冷えぬ間(ま)に
明日(あす)の月日(つきひ)のないものを。

いのち短し、戀(こひ)せよ、少女(をとめ)、
いざ手を取りて彼(か)の舟に、
いざ燃ゆる頬(ほ)を君が頬(ほ)に
こゝには誰(た)れも來(こ)ぬものを。

いのち短し、戀(こひ)せよ、少女(をとめ)、
波にたゞよひ波の様(よ)に、
君が柔手(やはて)を我が肩に
こゝには人目ないものを。

いのち短し、戀(こひ)せよ、少女(をとめ)、
黒髪の色褪(あ)せぬ間(ま)に、
心のほのほ消えぬ間(ま)に
今日(けふ)はふたゝび來(こ)ぬものを。

※歌詞の出典:1915年(大正4年)上演の劇『その前夜』の脚本より。